成立

音声コミュニケーションSaaSでハイブリッドワーク時代のニューノーマルを創る「ラウンズ」

エンジェル税制 A適用

ラウンズ株式会社

SaaS

申込み金額 28,884,000

目標 24,969,000円

上限 45,066,000円

当案件は募集期間経過のため終了いたしました。多くのお申込みを頂きありがとうございました。

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ポイント
  • 音声特化のコミュニケーションSaaSで、テレワーク下でも出社時のような会話を実現
  • サービス開始以来、導入社数は順調に増加。中小企業・スタートアップを中心に上場企業を含む顧客を獲得
  • XTech VenturesやANOBAKAなどのベンチャーキャピタル、Chatwork創業者などから資金調達済
こんな方に応援してほしい
  • 「人生の局面に合わせ多様な働き方を選べる世の中にしたい」というラウンズの理念に共感する方
  • 年平均成長率22%の成長が予想されるテレワーク関連アプリケーション市場の領域に投資したい方
  • VCやエンジェル投資家にも投資を受けている成長中のSaaSに投資したい方
  • 詳細
  • 事業者情報
  1. 目次
  2. 事業概要
  3. なぜやるのか
  4. プロダクト
  5. 導入実績・トラクション
  6. 事業戦略・マイルストーン
  7. メンバー
  8. 既存株主
  9. 応援コメント
  10. エンジェル税制
  11. 事業のリスク
  12. 質疑応答

ラウンズは「すべての人にテレワークという選択肢を」というビジョンのもと、テレワーク向けのビジネスボイスチャットSaaS「roundz(ラウンズ)」を提供するベンチャーです。

※SaaS:「Software as a Service」の略で、インターネット環境があれば、さまざまな場所からアクセス・利用できる、クラウド上で動作するソフトウェア

なぜやるのかコロナ後も中長期的に拡大予想のテレワーク。最大の課題「社内コミュニケーション」に挑む

労働力の減少への対策や生産性の向上を目的として、時間や場所にとらわれず柔軟に働く「テレワーク」の導入が進んでいます。

テレワークは新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として急速に普及し、企業のテレワーク実施率は東京23区で5割以上、全国で3割以上と大きく増加しています。

※内閣府「第4回 新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」

コロナ対策でやむを得ず「強制テレワーク」に移行した企業の中からは、コロナ後も見据えて継続的なテレワークや、テレワークとオフィス勤務を自由に組み合わせて選択できる「ハイブリッド出社」の環境整備に動く企業も現れています。

2065年には現在と比較して約4割も減少するといわれる労働人口の減少を背景に、国や地方自治体は、コロナ以前からテレワーク導入企業への助成金やテレワーク推進団体の立ち上げなどの取組みを始めています。

また、コロナ禍によってテレワークのメリットを実感したことにより初めて発生したニーズもあります。テレワーク経験者の8割以上は、今後もテレワークによる勤務を希望していることがわかっています。

※国土交通省「テレワーク開始時期・満足度・実施意向等」

こうした背景も追い風となり、国内のテレワーク関連ツール市場はおよそ22.4%の年平均成長率で推移し、2025年度には約2,085億円に成長するとの推測もあります。

※矢野経済研究所調べ

このように、柔軟な働き方への移行は中長期的に不可逆な流れであると予想される一方、テレワーク経験者の多くが以下のようなメリットやデメリットを感じています。

テレワークやハイブリッドワークは、ワークライフバランスの実現、労働力の確保、非常時における業務継続の確保、業務だけに集中できることによる生産性の向上といった観点で社会、企業、就業者に様々なメリットをもたらします。

一方で、テレワークにおいて、最大の課題と認識されているのは「社内のコミュニケーション」です。

テレワークにおいてはメールやチャットなどのツールを活用したコミュニケーションが主流となっていますが、⽂字だけのテキストコミュニケーションでは、やりとりされる情報量やスピードが個⼈の文章スキルに⼤きく依存します。

またWeb会議の常時接続などはパソコンの動作が重くなり、他のアプリケーションを立ち上げる場合は業務に支障が生じるといった課題もありました。

コミュニケーションにおける課題は業務スピードや生産性の低下だけでなく、中期的には社員エンゲージメントの低下、新⼈の定着率の低下・中堅人材の転職など、人材流出にも繋がる可能性があります。

こうしたコミュニケーションの課題をテクノロジーによって解決し、テレワークによる柔軟な働き方を可能にしつつ、オフィスに出社しているかのようなコミュニケーションの実現に挑むのが「roundz」です。

プロダクトテキストより早く、Web会議より気軽。テレワーク向けビジネスボイスチャットツールを提供


roundzは、オフィスにいる感覚で気軽に会話できるテレワーク向けボイスチャットツールです。

仕事中にちょっとした相談事が発生した時、浮かんだアイデアを共有したい時、「誰かと少し話したい」と思った場合に、テキストチャットよりも伝わりやすく、ウェブ会議よりも簡単にコミュニケーションを取ることができます。

離れた場所にいる相手に話しかけることは、意識している以上に心理的なハードルが高いものです。

特にテレワークでは「ちょっとした会話」が難しく、これが蓄積されることでプロジェクトが遅延したり信頼関係に亀裂が生じてしまうことが課題となっています。

だからこそ、roundzでは会話のハードルを極限まで下げ、「今すぐ話せる手軽さ」や「同じオフィスにいる感覚」にこだわったプロダクト設計を行っています。

roundzの特徴は、ITツールが苦手な人でも直感的に使える、必要最小限のシンプルなUI設計です。

※UI(User Interface/ユーザーインターフェイス):サービスやプロダクトがユーザーの目に触れる部分。画面上に表示されるデザイン、外観など

roundzでは同じ部屋にいるメンバーにワンクリックですぐに話しかけることができ、話しかけるタイミングを逃しません。コンパクトな軽量設計で、他のアプリを利用しながら使うことができます。

70代のユーザの利用実績もあり、世代やリテラシーに関係なく誰でも直感的に使うことができチーム内での定着も容易です。

テキストのみのコミュニケーションではスピード感が削がれ、また感情表現が難しく雰囲気作りが難しいという課題がありました。

「報告・指示はテキストで」「確認・相談はラウンズで」など、コミュニケーションの性質に応じてツールを使い分けることで、よりストレスフリーな会話が実現します。

実際にラウンズのユーザの95%は、ラウンズとチャットツールを併用しています。

また、予定調整やURL発行・共有までの時間がかかるWeb会議ツールと比較して、ワンクリックで会話を開始することが可能で、会話へのハードルが下がります。

roundzの導入後、社内コミュニケーションは平均で1アカウントあたり約40分増加します。その多くが10分未満のソフトタッチの会話です。「ちょっとした会話」によって接点を多く作ることで、雑談、ディスカッション、ついでの確認など、幅広いコミュニケーションを促すことが可能です。

これにより新人教育にかかる時間の削減、持続可能なハイブリッドワークによりオフィス維持にかかるコストの削減、意思決定のプロセス高速化といったメリットがあります。

導入実績・トラクション中小企業・スタートアップを中心に上場企業を含む顧客を獲得

roundzはローンチ以来導入社数を積み上げ、中小企業やスタートアップを中心に上場企業を含めた企業へ導⼊されています。

単なるテレワーク・在宅勤務だけでなく、支社をまたいだプロジェクトなど実際のオフィスに集まる以上に高い業務効率を目指す企業に活用されています。

サービスローンチ以来の累計ログイン時間は83万時間、会話回数は33万回にものぼります。

導入企業からは「業務効率が3倍になった」「素早い社内連携で顧客満足度を上げられた」「効率的な人材活用で会社の急成長を支えられた」「多拠点経営が可能になった」といった声が上がっています。

事業戦略・マイルストーン人と企業の成長を加速させるプラットフォームとして国内外で成長

ラウンズは、社内外のコミュニケーションに関わる課題解決を提供する企業としてのポジションを確立することを目指します。

まずは社内の「ちょっとした会話」から浸透し、さらに導入企業を増やすことによって、協力会社間をはじめとする社外とのコラボレーションにも使用されるという立ち位置を目指します。

roundzのロードマップは上記の通りです。

KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)はARR(年間経常収益)の成長です。以下の2つの要素を成長させることによって、これを実現します。

1つ目は、契約社数の拡大です。

これまで、roundzは自社メディア「シゴトバ」でのコンテンツマーケティングをはじめ、テレワーク下でのコミュニケーション課題が顕在化している企業からの引き合いを中心に顧客企業を獲得してきました。

2022年からは潜在層の顧客を獲得するため、拡販を開始しました。その結果、月間10〜20件の顧客獲得が可能になっています。今回の資金調達によって、さらに本格的に顧客獲得を加速させます。

また、今後は販売代理店をはじめ、親和性の高いプロダクトとのバンドル販売による相互送客によって、自社以外の販売チャネル開拓も行っていきます。

地方の中堅・中小企業に向けた営業により今までリーチできていなかった潜在顧客への認知を高め、来期末には300社、2026年期末には6,000社を超える有償導入を目指します。

2つ目は、既存顧客のLTV向上です。

※LTV(Life Time Value):一顧客における平均継続時間から算出する生涯顧客価値

roundzではこれまで、顧客満足度を高めるプロダクトの磨き込みを行ってきました。今後は、ユーザ定着率を上げるため、ラウンズのコンセプトをより強固に実現し顧客体験の改善を行います。

また、導入初期に継続的な利用を導くため、定期的なセミナーやコミュニティの発足によってオンボーディングの仕組み化・拡充を行います。

さらなる事業戦略として、海外展開があります。

年平均成長率22.4%で成長が予測される国内のテレワーク関連アプリケーション市場(2022年度推定規模:約1,517億円)において実績を作りつつ、インドネシアや韓国など、アジア圏の国をターゲットとした展開を見据えています。

※矢野経済研究所調べ

ハイコンテクストな言語を扱う文化圏の国では、会話の微妙なニュアンスをテキストで伝えるのが難しく文章量も多くなる傾向にあり、テキストチャットに加えて口頭でのコミュニケーション需要も強いと想定しています。

※ハイコンテクスト:暗黙の了解(前提となる知識や文化)が多く、行間を読むようなコミュニケーション方法

「相手の作業を邪魔してはいけない」といった文化感も日本に似ていることから、ほどよくケアされるroundzのサービスは、欧米のサービスとも差別化が図りやすいと考えています。

  • 2022年

    ・代理店セールス開始

    ・地方展開を開始

  • 2023年

    ・有償導入企業数300社

  • 2026年

    ・有償導入企業数6,000社

  • 202X年

    ・グローバル展開
    ・株式公開(IPO)

メンバー共働きでの子育てが原体験。2児の父のエンジニア社長が、誰もがテレワークを選択できる社会の実現に挑む

代表取締役CEO

合田 翔吾

1986年生まれ。小学生の時からプログラミングを始める。高校時代にはパソコン甲子園全国4位。筑波大学にて音響計測の研究で工学修士を取得。大手外資石油掘削企業シュルンベルジェ株式会社にてソフトウェアエンジニア・アーキテクトとして7年間グローバルソフトウェア開発に従事、4カ国をまたいだリモートチームでの開発を行う。その後、株式会社Parasolを共同創業。2018年、共働きでの乳幼児の子育て経験から、誰もがテレワークを選択できる社会の実現を求めてテレワークソリューションの開発を行う株式会社GOWiDE(現 ラウンズ株式会社)を創業。企業が安心して積極的にリモートワークの導入を推進する業績が認められ、2019年・2020年と2年連続で総務省「テレワーク先駆者100選」に認定。

 

メディア掲載実績

 

受賞歴

 

なぜ私がこの事業をやるのか

既存株主ラウンズの株主

ラウンズは以下のベンチャーキャピタル、およびエンジェル投資家から出資を受けています。

(五十音順)
【ベンチャーキャピタル】
・株式会社ANOBAKA(KVPシード・イノベーション2号投資事業有限責任組合)
・XTech Ventures株式会社(XTech1号投資事業責任組合)
・一般社団法人 日本スタートアップ支援協会(日本スタートアップ支援1号投資事業有限責任組合)
・三菱UFJキャピタル株式会社(三菱UFJキャピタル8号投資事業有限責任組合)

【エンジェル投資家】
・株式会社morich-To
・山本 正喜
ほか

応援コメントラウンズ社への応援コメント

Chatwork株式会社 代表取締役CEO

山本 正喜

コロナ禍を経てニューノーマルと呼ばれる働き方の根本的な変化が生まれ、在宅やオフィスをまたいで仕事するハイブリッドワークが当たり前になると言われています。声のバーチャルオフィスというコンセプトでプロダクトを展開するroundzでは、オフィスにいるときのちょっとした会話を優れたユーザーインターフェイスで実現しており、新しい働き方のコミュニケーションインフラになりうるポテンシャルがあると感じています。
Chatworkというビジネスチャットの事業を展開する会社のCEOとして、新しい働き方をともに推進していければと応援しています。

 

XTech Ventures株式会社 代表パートナー

手嶋 浩己

ラウンズの合田さんには、2度に渡り投資させていただいてきました。1度目の投資をして2度目の投資をする案件としない案件がVCには存在しますが、ラウンズの場合、「音声技術などに精通し、本分野をコロナ禍になる前から着手し研究していた(コロナに合わせてブームに乗る形で始めたわけではない)過去行動の説得力」「着実によいプロダクトとして磨き上げてきた改善力」の2点を見て追加投資させていただいております。SaaSに精通したチャットワーク山本社長等のエンジェル投資も受け、ここからグロースフェーズに入るラウンズを個人投資家の皆様もぜひご支援お願いいたします。

▼手嶋氏について
1999年博報堂入社後、2006年インタースパイア(現ユナイテッド)入社、2度の経営統合を行い、ユナイテッド取締役に就任。在任中は新規事業の立ち上げや、メルカリ等へのベンチャー投資、M&Aの実行等で貢献。2013年-2017年メルカリ社外取締役。2018年、XTech Venturesを創業、共同創業者兼ジェネラルパートナーに(現任)。2019年、株式会社LayerXの取締役(現任)に就任。

 

株式会社ANOBAKA パートナー

萩谷 聡

コロナにより、テレワークが普及した現在ではありますが、コミュニケーション不足という大きな課題が存在し、生産性の向上のために解決していかなければなりません。
ANOBAKAとしてはコロナ拡大前から本気でテレワークの課題解決に向き合ってきた合田さんの強いビジョンそして、お客様に向き合いプロダクトをスピーディーに改善するチームを魅力に思い支援させていただいております。着実にコアなユーザーが積み上がってきている現状で、拡販体制の構築、プロダクトの更なるアップデートを進めていければ大きな成長を目指せると考えております。引き続きroundzの拡大に向けて尽力していきたいと思います。

 

株式会社morich・株式会社morich-To 代表取締役 / SHE株式会社 社外取締役

森本 千賀子

コロナ禍でリモート主体の業務になり、組織運営をしていく中で最も課題だったのが、日常の「ちょっとした声掛け」ができないことでした。
そこで、 社内でroundz を利用してその手軽さと効果に驚いています。テレワーク中でも「今、ちょっといい?」と気軽に話しかけられ、チームみんなで気軽に会話ができる。業務で困っていることを拾い上げたり、ちょっとしたアイデアを共有したりと、オフィスにいるような感覚で会話ができることが大きなメリットです。テレワークによる関係の希薄化は大きな課題です。ラウンズ社合田代表の「すべての人がテレワークという選択肢を持てるようにする」というミッションに強く共感し、企業・メンバーが最大限パフォーマンスを出せる環境作りを応援しています!

エンジェル税制所得税の優遇措置AまたはBが選択できます

対象企業へ投資した年の税制上の優遇措置として、投資額から2,000円差し引いた額をその年の総所得金額から控除できる優遇措置A、投資額全額をその年の他の株式譲渡益から控除できる優遇措置Bのどちらかを選択することができます。

エンジェル税制や申請手続きの流れについての詳細は「エンジェル税制について」をご確認ください。

事業のリスク ラウンズの事業にかかわるリスク

一点目は、競合サービスに関わるリスクです。
コロナ禍や働き方改革など近年の社会情勢を受け、オンラインコミュニケーションツールの注目度は高まっています。大手のIT企業や新たなサービスの参入により、周辺環境が変化する可能性があります。

二点目に、営業戦略に関するリスクがあります。
ラウンズ社は今後の事業計画達成のために新規顧客のためのマーケティングを重視していますが、代理店営業、広告運用などの施策はこれから検証していく段階であり、新規顧客獲得につながらない場合は事業計画を達成できない可能性があります。

三点目に、サービス開発の遅延による影響リスクがあります。
ラウンズはアプリ開発・デザイン・技術サポート等について、次回の資金調達まではコスト削減のため人件費を抑えていく方針です。リソース不足により開発遅延が生じる可能性や、追加で開発コストが必要になり、事業計画の見直しが必要になる可能性があります。

リスクの詳細については、ページ上部の「企業のリスク」タブよりご確認ください。

質疑応答投資家の皆さまからの質問にお答えしました

募集開始前に、12号案件「ラウンズ」合田代表へのご質問を受付いたしました。投資家の皆さまからいただいたご質問に合田氏がお答えする動画を、以下から視聴できます。

▼事業概要説明

▼競合について

▼実績について

▼今後の事業展開について

▼ファイナンスについて

▼その他のご質問

▼投資家の皆様へのメッセージ

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