次世代の椅子型モビリティで新しい移動体験に挑むロボティクスエンジニア集団「LIFEHUB」
エンジェル税制 A適用
優待あり
LIFEHUB株式会社
ロボティクス
- ポイント
- 二輪起立構造の椅子型モビリティで、「しゃがむ」「立ち上がる」といった動作の実現を目指す
- 日立オートモティブシステムズやファナック出身のロボティクスエンジニアが率いる技術力の高いチーム
- インキュベイトファンドやサイバーエージェント・キャピタル等から累計3億円以上の資金調達済
- こんな方に応援してほしい
- 少子高齢化問題が世界で進行するなかで注目の集まる次世代モビリティ市場の領域に投資したい方
- 「テクノロジーで人間の身体を進化させ、全ての人を身体的制約から解放する」という挑戦を応援したい方
- 商業施設やオフィス街での一般利用まで見据えて開発を進める、LIFEHUBの将来性に投資したい方
- 詳細
- 事業者情報
- 目次
- 事業概要
- なぜやるのか
- プロダクト・ソリューション
- 市場の成長性
- 事業戦略・マイルストーン
- メンバー
- 既存株主
- 応援コメント
- 株主優待予定
- エンジェル税制
- 事業のリスク
- 質疑応答
LIFEHUBは「人類の身体的な制約からの解放」というビジョンのもと、次世代のモビリティ(乗り物)の開発を行うスタートアップです。
第一弾プロダクトとして、二輪起立構造を実装した次世代椅子型モビリティの製造・販売を目指します。
なぜやるのか世界で急速に拡大するパーソナルモビリティ市場。最大の課題「移動経路の不自由さや補助の必要性」に挑む
近年の技術進歩や需要の急増により、1〜2人乗りの小型電動コンセプトカーなどをはじめとする「パーソナルモビリティ」が次世代の移動手段として注目され、その市場は急速に拡大しています。
急激な市場成長予測の背景に、世界中で進む高齢化があります。足腰が弱くなり外出が困難な人や、慢性疾患によって移動が難しい人の増加が、パーソナルモビリティへの需要を後押しするとみられます。
実際に日本国内においても、今後10〜20年で高齢者人口及び要介護者数が増加し、「移動手段の確保」が深刻な社会課題になると予測されています。
2040年には国内人口の約4割が65歳以上の高齢者になるとされ、要介護(要支援)認定者数は大きく増加し、2040年にピークを迎えて988万人に上ると推計されています。
加齢による身体機能や認知機能の低下からマイカー運転を続けることが難しくなり、免許を返納する件数も年々増加する一方、飲食料の調達が難しい「買い物難民」の増加や、通院などの日常生活にも支障が生じると予想されています。
高齢者や要介護認定者の近距離移動に欠かせないのが手動車椅子や、握力や腕力が弱い人でも利用しやすい電動車椅子です。しかしながら、「移動経路の不自由さや補助の必要性」において、課題や制約も多く残ります。
既存の車椅子・電動車椅子における大きな課題の一つに、段差の移動があります。従来の車椅子や電動車椅子では、階段や段差など物理的なハードルがあれば、それを避けるためにエレベーターやスロープのある場所まで迂回する必要があります。
また、高いところの物が取れないこと、小回りが利きづらいため狭い通路での動きが難しく、方向転換が難しいといった制約もあります。
LIFEHUB社は、次世代型のパーソナルモビリティによってこれらの課題解決を目指します。
プロダクト・ソリューション「しゃがむ、立ち上がる、エスカレーターに乗る」。従来の車椅子を超えた、次世代の椅子型モビリティの提供を目指す
LIFEHUBは今までの車椅子にはなかった、「しゃがむ、立ち上がる、エスカレーターに乗る」といった動作を実現する、二輪起立構造を実装した次世代椅子型モビリティのリリースを目指しています。
2023年に二輪起立機能を備えた次世代モビリティの「ファーストモデル」の発売を計画しています。
生産体制を整備したのち、よりリーズナブルな「量産モデル」の発売、将来的には自動運転機能等を実装した「高機能モデル」の発売を目指します。
特徴1: 2本の足でエスカレーターにもそのまま乗れる機構
LIFEHUBの次世代モビリティの最大の特徴は、人間の脚に車輪を付けたような構造です。小型化に優れる日本製の部品を中心に構成し、従来の車椅子移動経路の不自由さや補助の必要性などの課題を解決するモビリティを現在開発しています。
※エスカレーターに乗る機能については、量産モデルリリース以降の機能搭載を目標としています
この機構により従来の車椅子と異なり、しゃがむ、立ち上がる、エスカレーターに乗るなどの動作を可能にすることを目指します。
ファーストモデルにおいては二輪起立構造による立ち上がり動作において、安全を確保するための機能も搭載予定です。
座面の傾斜角を補正する「アクティブ姿勢制御機能」や、立ち上がり時に周囲の人や物とぶつからないレーザーによる接触防止機能、転倒を検知してユーザーに緊急アラートを通知する機能の搭載を予定し、搭乗者のバランス保持を行い転倒を防止します。
特徴2: 電動車椅子ユーザーの方々が日々実用的に使えるモビリティを目指す
LIFEHUBは、店舗内で陳列された商品を眺める時、あるいはレジやカウンターで用事を済ませたい時に、ユーザーが座ったままの状態で約20〜50cm立ち上がることができる起立機能の実現に取り組んでいます。
また、自宅や学校、職場や外出先の店舗内では、テーブルや机の間など狭いスペースを移動しなければならない場面が数多く存在します。
LIFEHUBの次世代モビリティは起立時の回転半径が40cmと非常に小さく、約1mの道幅でも360度自由な方向転換が可能な設計を目指します。
ゆくゆくは室内でも屋外でも、健常者の方と同じ空間で同じように生活できるような、常に使ってもらえる移動手段を目標にしています。
特徴3: 商業施設やオフィス街でも。一般の移動手段としての利用も想定
さらに高機能モデルにおいて搭載を目指している自動運転機能によって、ユースケースは格段に広がります。
例えば、大型の商業施設の入り口に並べ、顧客が目的の売り場や店舗を選ぶと、自動でそこまで移動できるなど、屋内のモビリティとしての活用も想定しています。
高齢の方で「ゆっくり買い物したい一方で長時間歩き回るのが負担」といった方のニーズに応えることも可能となります。
また、インバウンドを含む観光客などをターゲットに観光ガイド機能を搭載すれば、行きたい観光地にスムーズに案内する自動送迎機能の実装も行うことができるかもしれません。
時間を無駄にしたくないビジネスパーソンが移動時間にニュースを見たり、メールを返信できるようになるといったオフィス街での活用も考えられます。
このように、将来的には車椅子ユーザーのみならず、健常者にとっても気軽に使えるモビリティとしての立ち位置を目指します。
LIFEHUBのメインターゲットは、既存の電動車椅子ユーザー層の中でも生活資金にゆとりのある高所得層や、市場に2.5%存在するとされるイノベーター層(情報感度が高く、新しいものや未来感のあるガジェット好きといった嗜好性を持つ層)です。
ファーストモデルは400万円程度、その後、量産型の普及モデルは200万円程度での提供を予定しており、電動車椅子の市場においては「高価格帯・高性能」というブランディングを行います。
市場の成長性世界的にも需要拡大が予想される電動車椅子市場。10年以内に58億ドル規模に拡大予測
高齢化が世界で進行する中、高齢者をはじめ、身体が不自由な人々がテクノロジーによって制約から解放される「人間拡張技術」が注目されつつあります。
LIFEHUBが第一弾プロダクトをリリース予定の電動車椅子市場だけに注目しても、高齢者の移動手段としてはもちろん、先進国における医療助成の強化により、市場は急激に拡大すると期待されています。
2019年には29億米ドルと推定される電動車椅子市場の規模は10年以内に倍増するとみられ、2027年の市場予測は58億ドルにものぼります。
LIFEHUBが最終的にターゲットとするのは、高齢者、身体が不自由な方々をはじめすべての人類が、テクノロジーによって制約から解放されるAaaS(Augmentation as a Service)市場です。
「信頼性の高い日本品質」「小型化」を武器に、この市場におけるリーディングカンパニーとしての立ち位置をグローバルで確立します。
事業戦略・マイルストーン日本国内にて次世代型モビリティ市場を確立し、2025年にはグローバル展開を目指す
LIFEHUB社は2021年の設立以降、ベンチャーキャピタル等からの出資を受けながら、1年足らずで1/2スケールを、その半年後には1/1(実寸大)スケールのプロトタイプにおける機能開発を行ってきました。
今回のファイナンスによって、人員の増強や機能検証、広告宣伝費の調達を行い、2023年のファーストモデルの一般販売に向けての足がかりとします。
今回の募集でご支援いただく資金は、プロトタイプの改修や開発人材の採用に活用する予定です。機能の追加開発及び各試験を通過後、Webで一般消費者向けの直販を開始します。
ファーストモデルは、個人および施設への販売によってマネタイズを行います。
個人への販売はWeb上における直販をメインに行う予定で、購入型クラウドファンディングによる予約販売なども検討しています。施設への販売に関しては、高級老人ホームや、ショッピングモール等の商業施設に対する営業を行う予定です。
その後、個人に向けたレンタル事業を開始することにより、さらに販路を拡大します。レンタル費用は月額10万円程度を計画していますが、国内の介護保険適用者に対しては、自己負担1~3割(月額1〜3万円)で利用できる提供方法を検討中です。そのために2024年内にJIS規格等を満たすべく開発を進める予定です。
さらに、FDA申請(米国での医療機器販売の市販前認可)を始め 各国における医療機器認定を取得するために要する検査への対応を行い、グローバル展開を目指します。米国を皮切りに海外販売の割合を徐々に高めていく予定で、将来的には海外売上比率9割程度を目標とします。
- 2023年
・ファーストモデルの販売
- 2024年
・介護保険適用
・FDA認証手続き - 2025年
・量産型普及モデルの販売、一般向けレンタル開始
・米国展開開始 - 2027年
・欧州または中国等への展開を開始
- 202X年
・自動運転機能を搭載した高機能モデルの販売開始
・株式公開(IPO)
メンバー目指すは世界をリードする企業へ。次世代モビリティ業界の未来を見据える、先進技術のエンジニア
中野 裕士
野宮 和洋
メディア掲載実績
受賞歴
なぜ私がこの事業をやるのか
既存株主 LIFEHUBの株主
LIFEHUBは以下のベンチャーキャピタル、事業会社等から出資を受けています(2022年8月26日現在)。
【ベンチャーキャピタル】
・インキュベイトファンド株式会社
・株式会社サイバーエージェント・キャピタル
【事業会社】
・株式会社Cygames
・株式会社ナノバンク
ほか
応援コメントLIFEHUB社への応援コメント
赤浦 徹
近藤 裕文
森 裕紀
株主優待予定次世代椅子型モビリティの優先購入権をご用意いたします
LIFEHUBにお申し込みいただいた株主様へ、次世代椅子型モビリティのファーストモデル発売時に、優先的に購入予約枠をご用意する株主優待を予定しております。
予約方法等の詳細が決まり次第、株主のみなさまへのIR、またはLIFEHUBのホームページでご連絡いたします。
エンジェル税制所得税の優遇措置AまたはBが選択できます
対象企業へ投資した年の税制上の優遇措置として、投資額から2,000円差し引いた額をその年の総所得金額から控除できる優遇措置A、投資額全額をその年の他の株式譲渡益から控除できる優遇措置Bのどちらかを選択することができます。
エンジェル税制や申請手続きの流れについての詳細は「エンジェル税制について」をご確認ください。
事業のリスク LIFEHUBの事業に関わるリスク
LIFEHUBの事業に関わる主要なリスクには、次の3点が挙げられます。
一点目は、開発計画・スケジュールに関するリスクです。
LIFEHUB社は2023年11月の販売開始を目指して椅子型モビリティの開発を行っていく予定ですが、販売予定の椅子型モビリティは製品化の途上です。計画どおりに開発が進まない場合には、事業計画の見直しが必要となる可能性があります。
二点目に、安全性・品質担保に関するリスクがあります。
LIFEHUB社は、今後の機能開発において標準的な品質及び安全性を担保できると考えていますが、安全性の確保と立証が難航する場合や、仕様の見直しによる追加コスト等が発生する場合、事業計画の見直しが必要となる可能性があります。
三点目に、営業活動に関するリスクがあります。
LIFEHUB社は見込み客への営業や、販売を委託する代理店の選定に関して、具体的な取り組みをこれから行う段階です。見込み客へ適切にアプローチできない場合や、販売網が構築できない場合などには、事業計画を達成できない可能性があります。
リスクの詳細については、ページ上部の「企業のリスク」タブよりご確認ください。
質疑応答投資家の皆さまからの質問にお答えしました
募集開始前に、13号案件「LIFEHUB」中野代表へのご質問を受付いたしました。投資家の皆さまからいただいたご質問に中野氏がお答えする動画を、以下から視聴できます。
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▼事業の周辺環境について
▼その他のご質問
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